2009年9月18日金曜日

外国から来たこどもたち

 今日は市内の小学校へ授業参観に行ってきました。

 この小学校には、中国残留邦人の3・4世であるこどもたちをはじめ、フィリピン、韓国、インド、ベネズエラ、アメリカから来日した51名のこどもたちが通っています。
 外国から日本に来るこどもたちは年々増加しており、指導にあたる先生の確保が大きな課題になっています。

 教室を訪れると、3年生、5年生が一人ずつ、そして6年生二人の合計4名に、先生が一人ずつ付いて教えていました。生徒の中には、今月10日に 来日したばかりの女の子もいましたが、きちんとした日本語で挨拶してくれました。3年生のクラスでは、23名のうち外国からのこどもたちが合計11名いま す。二人の先生から、きめ細かい授業を受けていました。 
 
 私は学生時代、韓国へ行ったときに韓国の人と知り合って、とても仲良くなりました。それをきっかけに韓国の文化について大変興味を持ち、互いに理解を深めていきました。
 広島市では外国出身の人が年々増えています。今後は異文化との交流が、ますます盛んになるでしょう。こどもたちも、クラスメートが生まれた国の言葉や文化 について興味を持ち、お互いに理解を深めてほしいと思います。そして、異文化を互いに理解することのすばらしさがわかればいいなと思います。
 
 そのためにも、こどもたちには分けへだてなく教育を受けてほしい。そして楽しい学校生活を送っていける手伝いをしていきたい。
今日の授業参観で、その気持ちはいっそう強いものになりました。