2009年9月29日火曜日

安心の橋

南区大州と東区矢賀とを結ぶ地下トンネルがあります。JRの山陽線、呉線地下をくぐるトンネルで、かなりの交通量です。
 このトンネルの出入り口付近は、自転車歩行者だけでなく、車も通行しています。自転車と歩行者は、このトンネルの入り口を横切らないと進めません。車が真っ暗なトンネルから出てきたり、反対側からやって来たりで大変危険でした。
 カープの試合を観戦した後、天神川駅方面へ帰る歩行者が、このトンネルの前を数多く横切ることになります。そこで、トンネルの上に陸橋を架けてもらうよう要望を出したころ、広島市がそれに応えて、8月末に無事完成しました。
ちょうど地下の駐輪場のようにスロープの付いた階段になっています。歩行者も自転車も通りやすくなっています。

 野球の試合のあと、歩いてこの橋を見に行きました。4台の自転車の親子連れが、私を追い抜いて行きました。橋のスロープが見えたので、渡りますようにと念じていたところ、親子そろって橋を渡ってくれました。
 
 危ない道路ではなく、安全な橋を親子で仲良く安心して渡る。
 こういう光景は本当にほほえましいものです。