2009年10月6日火曜日

労働行政

今日は広島労働局と労働基準監督署を訪れ、管理職の方々と意見交換して来ました。どちらも旧労働省の出先機関です。
 まず話題になったのは派遣切りです。昨年の末から、トヨタやキャノンなどの大企業が、派遣社員の大量解雇を行いました。労働局へも、投書や電話相談が多数寄せられているそうです。その中でも賃金カットや解雇については最優先で対応しているとのことでした。
 平成20年3月制定の労働契約法では、派遣元での中途解雇はできないことになっており、12月以降事業者に対し指導に入りました。大量解雇は下火となりましたが、派遣切りへの監督は引き続き必要だと強調されていました。
 派遣社員や契約社員は、不安定な状況に置かれています。そのような中で働く人たちの声を、政策に反映させて改善させていきます。安心して働ける環境を作っていきたいと思います。