2009年11月9日月曜日

名古屋のノリ

先日名古屋でミュージカルを観ました。2500席の愛知県芸術劇場大ホールは満員で、そのほとんどが女性でした。「ALL Shook Up」というブロードウエーミュージカルの日本語版で、プレスリーのヒット曲をちりばめています。
 名古屋の人はミュージカル公演に慣れているようで、ロックンロールに合わせての手拍子も、揃って4ビートを刻みます。終演してからのスタンディングオベーションも、全員いっせいに立ち上がっていました。まるで事前に打ち合わせていたかのようなノリでした。
 出演者の熱演で賞賛の拍手が止まず、出演者とバックバンドのメンバーが何度も応えていました。外で待っていた友人によりますと、観客がホールから出てきたのは、予定時刻を30分も過ぎていたのだそうです。カーテンコールだけで30分とは驚きました。
 この熱心さとノリの良さは、コンサートやミュージカルなどの公演を見るチャンスが多いからに他ならないと思います。広島でも公演の機会はありま すが、残念ながら多いとは言えません。観たい公演が広島に来なければ、大阪や福岡といった他都市に出かけるということになります。
 ミュージカルのあと、街を歩くと男性も女性もかっこよく着飾って華やかですね。美男美女ばかりではないけれど、自分なりのおしゃれにひるまず、堂々としていました。みんなおしゃれなので、街ごとノッていると思いました。
 
 広島のノリはどうでしょうか。となりがするなら自分もというかんじでしょうか。ともかく、名古屋は広島とは違うノリでした。