2009年11月27日金曜日

長崎県のがん対策

 平成20年7月、長崎県がん対策推進条例は全国で5番目、九州では初めて制定されました。昭和60年、長崎県のがん死亡率は全国ワースト1となり、平成 18年までの統計でも常にワースト10に入っています。平成18年6月がん対策基本法成立をうけて、長崎県も20年3月にがん対策推進計画を策定しまし た。そしてこの条例が計画の後押しになっています。
 計画には3つの目標があります。

1・がんによる死亡者の減少
2・すべてのがん患者と家族の苦痛の軽減と療養生活の質の向上
3・離島地域におけるがん診療の向上

の3つです。
 3点目は条例にも「居住する地域にかかわらず等しく医療を受けることができる。」と明記されています。長崎県では、離島地域での医療スタッフの 確保についても昭和40年代から奨学金制度を設け、先進的に取り組まれていました。広島においても様々な制度やシステムの整備など課題が山積みになっていると痛感しました。


長崎県庁の玄関です。



眼鏡橋にも行って来ました。