2009年11月27日金曜日

東京へ陳情に(前編)

 先日のことです。
 東京の民主党本部へ、陳情に行くことになりました。陳情とは、政府や各政党へ政令指定都市の課題について、予算をつけたり政策を実施したりしてもらうよう、お願いをしに行くことを指します。民主党本部には、全国の政令指定都市の議員が一堂に会します。
 私は、広島市議会の大都市財政対策等特別委員会の副委員長を務めており、さらに民主党籍を持つ議員2人のうちの1人です。そこで、広島市議会を代表して民主党本部へ向かうことになったのです。
 広島市の要望項目は6点ありますが、これを1項目に絞る必要があります。どの項目にするのか、出発前日に秋葉市長とも打ち合わせをしました。その結果、来年ニューヨークの国連本部で開催されるNPT検討会議に岡田外相に出席していただいて、2020年までに地球上の核兵器廃絶を目指す「広島・長崎議定書」を、会議の議題に取り上げてもらいたい、という要望について発言することにしました。
 しかし、陳情の席でそのような機会や時間があるのか・・・。あったとしてもタイミングよく挙手して、進行役に当ててもらわなければなりません。

「明日は東京に出てゆくからは、何が何でも勝たねばならぬ。」

 こういう時には村田英雄の「王将」が、頭の中に浮かんできます。
 今まで核廃絶に消極的だった、政府外務省をつき動かさねばならない。決意を固めて東京へ向かいます。