2010年3月16日火曜日

金箔鯱瓦の質問

 予算特別委員会も、今日16日と、明日17日を残すのみとなりました。
 私の最後の質問は「文化財の展示会」です。今日16日の予定です。

 2009年の1月27日、広島城中堀跡近くで出土した鯱形の金箔瓦は、ほぼ原型をとどめており、間違いなく貴重な文化財と思われます。現在おこなわれている調査の内容や、今年の秋に予定されている展覧会の期日。規模や展示内容について、広島市文化財課から回答してもらいます。

 また観光に焦点をあて、観光業者に金箔鯱瓦の展覧会をアピールし、日本中から歴史好きな観光客に来広してもらう戦略をたずねます。
 もちろん広島市民の皆さんにも、この金箔鯱瓦を知っていただきたいと思います。
 小中学校や公民館での授業講座で紹介し、広島の先人の偉業を偲んでいただきたいと思っています。

 1589年、毛利輝元はただの砂の州であった広島に鍬をいれ、わずか2年で広島城を築城しました。そして、掘割、町割りを完成させ現在の広島市を作り上げたのです。
 このスケールの大きさは何に例えられましょうか。大いにロマンをかきたてられます。
 
 たくさんの方々に、この金箔鯱瓦を見ていただきたいものです。