川崎市で中一の生徒が、何者かに殺害されました。
市内に複数の児童相談所があり、子どもの権利条例を制定した川崎市で、このような人権を踏みにじる事件が起こるとは、あまりに意外でした。
生徒は1月から不登校だったそうです。担任が毎日のように家庭訪問したり、電話をかけたりしましたが、本人と接触できたのは1回だけでした。しかも、その数日後に殺害されたのです。
なんとかならなかったのか、残念な思いでいっぱいです。
広島市では同様の事件を未然に防ぐことが出来るのかを、2月25日の市議会予算特別委員会で教育委員会に質問しました。
学校だけで対応するのではなく、児童相談所や警察等と連携して対応していきますとの答弁を得ました。
学校、とくに担任だけが対応するのではなく、関係する機関が総力をあげて対応することが、事件を防ぐには何よりも必要です。
また、学校もいち早く教育委員会や関係機関に相談する機動性を、常に持つように気を配る必要があると思います。
かえすがえすも残念な事件と言わざるを得ません。彼の冥福を祈ります。