昨日から二日間、広島市議会は特別委員会を招集し、広島市基本計画について質疑を行いました。基本計画は平成21年度から32年度までの、広島市の施策の大綱を定めたもので、9月議会に提案されています。
基本計画は四部構成で、第二部の「分野別計画」に施策が網羅されています。その中で第二部は九つの章からなり、第4章は「子どもの未来の創造」 です。2つの節からなり、6ページがさかれています。節のタイトルは「子どもが健やかに育つ社会の形成」と「安心して子どもを生み育てることのできる環境 の整備」です。
実は、この第4章は当初の案では存在しませんでした。子ども施策に対する意識は遅れていたのです。基本計画は平成19年度に議論が始まりました が、それ以来、所属する総務委員会で「子ども施策についての項目を起こせ」と何度も迫りました。最初の頃は、せいぜい節のひとつに加える程度だという答弁 でした。しかし激しいやり取りの末、節より格上の章として独立させることができました。これは非常に大きなことです。
広島市の子ども施策について、何とか広島市の意識を前進させることができたと思います。後はいかに実行させるかで、これは私のライフワークだと思っています。
子どもが健やかに育っていける社会を作っていくため、どうかご支援をよろしくお願いします。