2009年10月9日金曜日

ノーベル平和賞

アメリカのバラク・オバマ大統領が、ノーベル平和賞を受賞しました。受賞の理由は、核兵器廃絶への展望と決意を示したことです。心から祝福を申し上げます。
 オバマ氏が今年4月にプラハで行った「核兵器のない世界実現のために努力する道義的責任がある。」という演説は、世界中の人々を勇気付けまし た。広島市でも、秋葉市長が2020年までの核兵器廃絶を目指す「2020ビジョン」を掲げ、活動しています。私たち議員も国内外の都市を訪問する際、核 廃絶を求める平和市長会議への参加を呼びかけ、2020ビジョンへの協力を訴えています。

 ノーベル平和賞受賞者では、韓国の金大中元大統領を思い出さずにはいられません。南北分断の下、韓国首脳として初めて訪朝し、金正日総書記と会談しました。南北統一に道筋を示したかに見えましたが、いまだ果たされていません。
 核廃絶も南北統一も、同様に困難な課題といえます。しかし、私も実現を願うだけでなく、目指す輪に加わって行きたいと思います。