今日15日、広島市議会本会議が開かれました。私は10時から一般質問に立ち、秋葉市長に6項目に渡って質しました。多くの皆様に傍聴に来ていただきありがとうございました。
秋葉市長は、文化と観光について答えました。広島城中堀跡から発掘された鯱形の金箔瓦は、毛利輝元が築城した安土桃山時代の貴重な出土品です。この瓦の展示と併せて、来年の秋に輝元の展覧会を開くことになりました。
また再来年の2011年は、輝元が去ったあと広島に入城した、福島正則の生誕450年に当たります。これを祝うための展覧会を開き、5月のフラワー・フェスティバルには武者行列を繰り出すことになりそうです。
そして広島の歴史をひとつのパッケージとした観光資源と捉え、旅行会社へ展覧会を盛り込んだ旅行の企画・販売を働きかけていくことになりました。
広島といえば被爆都市や平和都市のイメージが強く、広島市も平和学習のための来広を働きかけてきました。しかし、第二次大戦以前の広島の歴史についても、もっと顕彰し観光資源として活かすべきだと思います。
歴女という流行語がベスト10に入ったように、現在は大変な歴史ブームです。輝元や正則をはじめとして、多くの先人を顕彰することにより、たくさんの観光客が広島を訪れるよう願ってやみません。
広島市議会のホームページから、動画でご覧いただけます。