連日、広州のアジア大会をテレビで観戦しています。忙しい中、テレビに釘付けになっています。
そのアジア大会に先立って熱心に見ていたのは、女子バレーボール世界選手権です。
銅メダルをかけたアメリカ戦、竹下佳江選手は「これでもか」とばかりに、エースの木村沙織選手にトスを上げていました。
木村選手はこの重圧を打ち破り、銅メダルへのアタックを決めまくりました。
アジア大会に入って釘付けにされたのは、女子体操競技です。
女子体操というと、長らく小柄な10歳代の選手が活躍していました。しかし、今回は23歳の大学院生、田中理恵選手が活躍しました。大柄な田中選手は、プレッシャーを感じさせない笑顔をふりまき、団体総合では年下のチームメートを励ましていました。
他の選手も健闘し、団体で銅メダルを獲得しました。田中選手は個人総合で銅、跳馬で銀を獲得し、女子体操で存在感を示しました。
卓球の福原愛選手、テニスのクルム伊達公子選手も頑張り、銅メダルを獲得しました。
大きな壁を打ち破ったのは、なでしこジャパンこと女子サッカーです。
決勝戦では、2回連続優勝の北朝鮮に対し押され気味でしたが、後半コーナーキックから岩清水 梓選手のヘディングでゴールを奪い、1対0で初めての金メダルを獲得しました。選手たちのひたむきなプレーには感動しました。
女子100メートル走では、日本記録ホルダーの福島千里選手が2位の選手をわずか100分の1秒上回り、11秒33で優勝。44年ぶりの金メダルを日本にもたらしました。
福島選手の走りは広島ビッグアーチで見たことがあるのですが、その加速力には衝撃を受けた覚えがあります。テレビでは味わえない感動でした。
多くの感動を与えてくれる女性アスリートたちに、心からのエールを送ります。
この感動をより多く与えてくれるのが、スポーツ最大の祭典オリンピックです。
ぜひ広島市への誘致が実現すればと思います。