ビリー・ジョエルは、70年代から80年代にかけて一世を風靡したロックンローラーです。1979年「My Life」がヒットし、当時深夜放送のリスナーだった私は、LPレコードを買って繰り返し聞いていました。
その後もビリー・ジョエルは数々のヒット曲を放ちました。
そんなある日、妙に耳に残る曲が繰り返しラジオから流れました。その曲は私の耳にこう響いたのです。
「とっちゃんガール。チャラララチャラとっちゃんガール。」
「とっちゃんボーイ」という言葉があり、ふけ顔の男の子という意味でした。私は「とっちゃんガール」とは、中年のおっさんに可愛がられている少女を想像していました。
最近テレビでこの曲が流れ、懐かしいと思いながら画面を見ていました。題名が「・・・Girl」と映されていたので、詳しく調べてみるとなんと、「Uptown Girl」でした。
「Uptown Girl」は、「山の手のお嬢さん」 と訳されていました。「 Downtown Boyの僕に恋をしてるのさ」という純愛の曲でした。
しかし、歌詞カードを見ながら何度聴いても、相変わらず「とっちゃんガール」と聞こえて来ます。
自分の耳を疑うわけにもいかず、何とも恥ずかしい話です。