今年の市長選不出馬を表明した秋葉市長は、インターネットの動画Youtubeで15分のメッセージを配信しています。
すでに4万件を超えるアクセスがあり、市長のYoutubeでの宣言を評価する人が296人、評価しない人が67人でした。
一方で11日のRCCニュースは、以前と同様に不出馬について共同記者会見を開かない秋葉市長を批判しています。
市民相談センターに寄せられた市民の声は、市長の行動を評価しないという人が多数であったと報道しました。Youtubeで動画を見た人の中では好評価が多いということには触れませんでした。
これは一方的な市長批判の報道です。
他のメディアで目立つのは中国新聞です。
広島市での最高発行部数を誇る中国新聞ですが、秋葉市長のインタビューを得られていません。これを市長による市民への説明放棄という、やや冷静を欠いた論調で書き立てています。
市長は広島テレビと産経新聞のインタビューには応じています。しかし、どのメディアに対しても、市長は同じ事を同じようにしか語らないでしょう。
それにもかかわらず、
「あの新聞社にはしゃべったのに、我が社にはしゃべってくれない。けしからん。同じ内容でよいから、わが社にしゃべってくれ。」
という、嫉妬感情のままに記事を書いているように見えます。
大人の対応とは思えませんし、その新聞しか読まない読者に
「市長がけしからん」
と思わせるのが目的なのだろうと思いたくもなります。
では、市長がなぜ共同記者会見を開かないか。
それは、共同会見では自分の真意を伝えてもらえないと語っていることからも明らかです。
各メディアの姿勢にこそ、共同記者会見が開かれない原因があると思います。