3月11日午後2時46分、太平洋三陸沖を震源とする、マグニチュード8.8に及ぶ東北地方太平洋沖地震が発生しました。青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県といった太平洋沿岸に、大津波が押し寄せました。
津波の水勢はすさまじく、岩手県の大船渡市や宮古市の映像を見ると、船、車、家、そして街のありとあらゆる物が水に飲まれ、海流に流されていました。
このブログを書いている間にも、報道される死者数は171人→198人→205人→350人と増加しています。津波にさらわれた人たちの被害が明らかになると、死者数はさらに増加することが予想されます。
今回の地震は、約6000人の死者を出した阪神大震災を思い出させます。当時、私は安芸高田市の吉田総合病院の宿舎におりました。朝の5時前だったか、木造2階建ての宿舎はゆさゆさゆさとゆれてびっくりして飛び起きたことを思い出します。
地震や津波の備えは、万端整えねばなりません。広島市では、小・中学校の校舎の耐震化工事が遅れております。事が起こってからは遅いのです。急いで進めるべきです。
最後になりましたが、被害に遭われた方へお見舞いを申し上げるとともに、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。