大相撲名古屋場所が、7月8日に初日を迎えます。先場所10勝5敗と、思わぬ苦杯をなめた横綱・白鵬が巻き返すか、先場所11勝4敗で東正大関に座った稀勢の里が、横綱昇進の足掛かりをつかむか、が見どころでしょう。
もちろん白鵬と稀勢の里に注目していますが、私には他に注目する力士が2人います。
新十両に昇進した貴ノ岩は、モンゴル出身です。貴乃花親方が2004年2月に部屋を創設してから、初の関取です。
しかも、私が見学に行った鳥取城北高校相撲部の出身となると、注目せざるをえません。私が見学に行った日も、2名のモンゴルからの留学生がおり、ひたむきに稽古をしていました。おとなしい雰囲気でしたが、礼儀正しく明るい青年でした。
貴ノ岩も同じように、礼儀正しく明るい青年でしょう。応援したいと思います。
西幕下15枚目に番付を上げた寺尾丸は、広島市南区の出身です。段原中学から瀬戸内高校へ進み、その後、元関脇・寺尾の錣山部屋に入門し、努力を重ねてきました。今場所と来場所とで好成績をあげれば、十両昇進で関取です。
広島市からは、北桜、豊桜以来の関取です。頑張ってもらいたい。
名古屋場所は、すでに幕下と十両の土俵から目が離せなくなりました。応援も忙しくなりそうです。