2014年の新春のつどいでの、わたしのあいさつです。
みなさん、あけましておめでとうございます。日頃よりお世話になっていることに、心からの御礼を申し上げます。ありがとうございます。
さて、次回の市議会議員選挙まで、あと1年となりました。ご支援よろしくお願いします。
その選挙で何を訴えるか。わたしは、今まで社会的弱者の立場に立って政策を進めてきました。
昨年、ある方がわたしにたずねました。
「君はこれから何をするのか」
わたしは、「正義を貫き、弱者のために働くのです。」と答えました。
その方は、わたしの答えに不満だったようです。「正義をつらぬく」のは、はやらないようです。
「正義は勝つ」と言います。しかし、裁判でも、広島市や広島県、そして労働基準監督署への申し入れも、正しいと思った側が勝つとはかぎりません。退けられることが多いようです。
議会でのわたしの質問の多くも、おなじく退けられています。
「正義は勝つ」に代わってよく聞く言葉は、「愛は勝つ」です。正義が勝たない代わりに愛が勝っているのです。
まあ、これは冗談ですが、正義をつらぬくというのは難しいのだろうかと思っていました。
ところで、昨年の大河ドラマ 「八重の桜」は、ごらんになられたでしょうか。広島市安佐北区出身の綾瀬はるかが演じた主人公・山本八重の兄である山本覚馬を、西島秀俊が演じていました。
同志社校長の新島譲が亡くなった後、入学式で覚馬は新入生に対して次のようにあいさつします。
「弱きを助け、強きをくじく。これこそがほんとうの正義の道なのです。みなさんもこの道を進んで行ってください。」
我が意を得たりと、弱者をたすけることが、わたしの進むべき道であるとの思いをあらためて強くしたのでした。
最後に徳川光圀のメッセージを伝えて終わりにします。
「助さんや、格さんや、この世に悪の栄えたためしはありませんぞ。
はっ はっ はっ。」
ありがとうございました。今年もよろしくお願いします。