2015年1月25日日曜日

白鵬33回目の優勝

 平成27年・大相撲初場所、13日目の結びの取り組み。取り直しの末、全勝の白鵬が2敗の稀勢の里を下し、33回目の優勝をとげました。
 横綱大鵬の32回の優勝を上回る、史上最高の優勝回数です。
 

 今場所の白鵬は、稀勢の里との一戦をはじめ、土俵際でヒヤリとする場面が数回見られたものの終わってみれば常に勝利していました。
 持ち前の足腰の良さに加えて、劣勢になってもあわてず素早く態勢をたてなおすスピードに、他の力士はついていけません。

 ライバルと目される、横綱・日馬富士や鶴竜、大関・稀勢の里らが急速に強くならない限り、白鵬の牙城は揺るがないでしょう。

 平成18年夏場所に初優勝以来、10年間53場所中33回の優勝は、優勝勝率6割を超える大記録です。
 この間、休場は一回だけです。毎朝の稽古に一時間のしこ、てっぽう、準備運動を欠かさず、怪我のない軟らかい身体を作り上げています。
 この見事な継続性は、おおいに見習うところがあります。

 政策に継続性の欠ける広島市政にも、この継続性を見習ってもらいたいと思います。