今日、広島市議会の9月議会が開会しました。10月16日まで22日間の会期です。この議会に秋葉忠利市長は、旧市民球場を解体する予算を提案しました。この予算は2月議会で一度提案しましたが、その時は議会の反対多数で否決されました。今回の提案は同一の中身です。
今日の市長の説明によると、広島商工会議所から「2013年にお菓子の博覧会を誘致したい。そのために広い会場が必要で、市民球場の跡地をそれにあてたい。」という要望があり、それに応えて解体の予算を計上したということでした。
市長は、跡地は緑地公園にして市民の憩いの場としたいと考えているそうです。東京には日比谷公園、ニューヨークにはセントラルパークがあります。
いずれも毎日たくさんの市民が憩いの時間を過ごしており、都会の真ん中に潤いを与える空間になっています。
反対派は2月議会で、緑化公園では賑わいが得られないという理由で反対しました。しかし、私には市長に反対することだけが目的のように思えました。
「球場を残せ」という意見がたくさんあるのは、もちろん知っています。しかし、どのような目的で球場をどう活用するのか。
具体的な回答は、なかなか難しいのではないでしょうか。
私は、公園にしてひと休みできる場にしてはどうかと思います。