2009年11月15日日曜日

野球で日本一

今日は年に1回の大事な試合です。私の所属する広島県医師会野球部(愛称バッカス)と、大阪府医師会野球部との一戦です。以前は多くの医師会が参加した大 会でしたが、一つ欠け二つ欠けして、今では2チームだけになりました。医師不足のあおりを受け、両チームとも9人を集めるのにきゅうきゅうとしています が、大会の灯を消してはならぬと続けています。
 一昨年、昨年と負けていますので、今年こそはリベンジしなければなりません。1年間練習試合を繰り返してきました。ひとりひとりも、走って投げて打っての練習を続けてきました。
 ついに大試合にプレイボールがかかりました。広島は真田投手が1,2回を抑えました。2回ウラの広島の攻撃、無死で真田選手がヒット、続く児玉 選手が三塁打で先制しました。一人倒れた後、1死三塁で私に打席が回ってきました。「何とかして1点を追加せねば。」と緊張して打席に立ちましたが、大き く落ちるカーブでストライク。
「こりゃーヒットは打てん。」
そこで私はサインを出しました。投球と同時にランナーが走り、打者はどんな球でもバットに当てるというサインです。
 次の投球、内角高めにストレートが来ました。無心でバットを振ると、打球はライナーでレフト線へ。タイムリーヒットで1点追加です。ここしか打てないという所へ投げてくれた、大阪の渡辺投手に感謝です。
 この回さらに2点を追加し、最後は5対3で3年ぶりの勝利でした。試合がすんだ後、
「あー、勝ってよかった」と何度も繰り返しました。
 その度に、チームメイトも笑顔で何度も応えてくれました。