2016年夏季オリンピックの開催地に東京が落選し、リオテジャネイロが選ばれました。ほどなく広島市の秋葉市長は長崎市の田上市長と記者会見を行い、2020年のオリンピックを共同で誘致することを表明しました。
秋葉市長が会長を務める平和市長会議は、2020年までに核兵器の廃絶を目指し活動しています。この2020年にオリンピックと核兵器廃絶の目 標年を重ね、世論を盛り上げて核廃絶を実現しようという計画です。これには広島市だけでなく、日本全国からも驚きの声が上がりました。
私も周囲から「ほんまにやるんね?」「お金はあるんかね?」と、よくたずねられます。本当に出来るのかと疑いを持ちながら、もしも実現するならば広島と長崎で是非とも開催したい、というのが多くの声だと思います。
任期末の藤田広島県知事は「私は何も聞いていない。」と不快感を露わにしました。しかし「歓迎の意を表された方は多いが、不快感を表された方は初めてです。」と秋葉市長に切り返され、知事も面目丸つぶれというやりとりがありました。
ともかく市長は誘致に向けて駆け出しています。私も置いていかれないように追いかけながら、広島長崎オリンピックの実現に向けてしっかり協力したいと思います。