2010年6月28日月曜日

決勝トーナメント始まる

 サッカー・ワールドカップの決勝トーナメントが始まりました。予選リーグを勝ち抜いた16チームが優勝を目指し闘います。
 南北アメリカやヨーロッパのチームが多数を占める中、地元アフリカからガーナ、アジアからは韓国と日本が進出しました。特に日本の健闘が光ります。

 26日の夜は、そのトーナメントの初日です。韓国対ウルグアイ、ガーナ対アメリカです。
 日本時間23時に韓国対ウルグアイのキックオフです。動きの悪い韓国が、序盤早々に失点しました。その後韓国は、運動量を上げ中盤を支配しましたが、チャンスを生かせませんでした。 
 後半になって、浮き球を左からイ・ソンヨン(李青龍)がヘディングで決め同点としました。夜中でしたが、声を上げて喜びました。しかしウルグアイがまた攻勢に出て1点を奪い、結局2対1で韓国が敗れました。残念な敗戦です。

 興奮で眼が冴えて、そのまま3時半キックオフのガーナ対アメリカ戦を観戦しました。ガーナの攻勢はすさまじく、ちょっとしたすきに中盤から出た球を、ドリブルで持ち込んだK・ボアテングがそのまま決めて先制ゴールを奪いました。ガーナはその後もすさまじい運動量でゲームを支配しましたが、さすがに足が止まった後半、PKで同点に追いつかれました。
 そのまま延長に入りましたが、時間は5時半。空はすっかり明るくなってきました。眠くなりましたが、ここで眠るわけにいかない心境でした。
 早く1点とって寝かせてくれー、と思っていたらところでした。中盤からの浮き球をトラップしたエースのアサモア・ギャンが、アメリカ守備陣から体当たりを受けながらも、体勢は崩れずにシュート。
 決まりました。おーっと声を上げました。決勝の1点となり、ガーナが勝ちました。
 
 ギャンはこの大会3点目。エースにふさわしい成績です。ガーナの強みは、チームが一体となった組織サッカーを組み立てていることだと思います。
 
 日本も今大会、目標とするサッカーをやり遂げていると感じます。どこまでも勝ち進んでいってほしいですね。
 南米、西欧がサッカーの先進地域ですが、アジア、アフリカの国々もどんどん追いついてもらいたいと思います。