サンフレッチェ広島のエース・ストライカーは、佐藤寿人選手です。笑顔が魅力的で、試合中のマナーもお手本にしたい好選手です。必死のプレーの中にも、ゆとりを感じるほがらかさです。
18日の横浜Fマリノス戦も中島選手の先制ゴールの直後、2点目のゴールを決めました。森崎浩司選手が3点目を決めた後、佐藤選手はベンチに下がりました。
試合はそのまま、サンフレッチェが3-0で勝ちました。
終了後両チームの選手が整列して、メインスタンドに向って挨拶をしました。
アウエーのマリノスの選手が審判に握手した後、サンフレッチェの選手ひとりひとりに握手を求めました。サンフレッチェの一番端っこの選手のところへ、ベンチから佐藤選手が走ってきて、やって来るマリノスの選手とひとりひとり握手して挨拶しています。ついで佐藤選手は審判の4名とも握手して挨拶していました。試合終了後、最大の礼で相手チームや審判に敬意を表していました。
この光景は素晴らしく、胸を打つものでした。フェアプレーとはこういう行為を言うのではないでしょうか。W杯に出場したマリノスの中澤選手は、佐藤選手に応えてユニフォームを交換していました。
最後は満面の笑みでファンに挨拶です。たまりませんね。次の試合も頑張ってもらいたいものです。