民主党の代表選挙は、31日小沢一郎前幹事長の出馬表明で、菅直人首相との一騎打ちとなる様相となりました。
さっそく毎日新聞から電話で取材が入り、このようにコメントしました。
「3ヶ月前に総理に就任したばかりの菅首相を選挙で引きずりおろすことは、政策の一貫性が損なわれ、国民の理解は得られないと思います。各紙の世論調査でも、菅内閣の存続を希望する人が70%を超していることがその現れです。
小沢氏は、参議院選挙の敗北を菅総理の責任だと言っています。しかし、敗北の原因は普天間基地をめぐる問題と、鳩山由紀夫首相と小沢幹事長の政治とカネをめぐる問題の二つが最も大きいものだと思います。
その責任を取って、二人抱き合わせで辞任したのが今年の6月です。辞任の舌も乾かぬうちに代表選挙へ立候補することは、どう考えても理解できません。」
ここから先はコメントはしませんでしたが、付け加えれば小沢氏の側近たちに幹事長や官房長官、さらに総務大臣・財務大臣・外務大臣といった有力閣僚を独占しようと言う気持ちが、ありありとうかがえます。党や政府の要職を奪い合うことが、この代表選挙の目的であるならば、国民の生活はいっそう不幸になってしまうでしょう。
激しい選挙戦になりますが、どちらが勝とうと民主党は一致団結して、困難を極める国民の生活を向上させるよう、全力投球して行くべきだと思います。もちろん私も広島市民のために働いてまいります。