パ・リーグのクライマックスシリーズが始まりました。
千葉ロッテマリーンズが埼玉西武ライオンズに2連勝し、トップの座をかけて、福岡ソフトバンクホークスと戦うことになりました。
2試合とも大熱戦でした。
第1戦は、9回表に4点差を追いついたロッテが、福浦和也選手の決勝ホームランで延長戦に決着をつけました。
第2戦、4対1とリードされたロッテが、西武のエース岸孝之投手をじわじわと攻略しましたが、岸も毎回最小失点に抑え、西武の1点リードで9回表へ。ここでロッテの里崎智也選手が同点のホームラン。里崎は、このシリーズ打席に立つたびにヒットを放っていましたが、最後にもまた打ちました。
続く延長10回には井口資仁選手がセンター前にサヨナラヒットを放ち、ロッテが勝ちました。
いずれの試合も西武が序盤リードしていましたが、ロッテには勢いがありました。勢いそのままに西武を飲み込みました。
2005年、ロッテはボビー・バレンタイン監督の下、阪神タイガースを4勝0敗で退けて日本一になりました。その時のロッテは、各選手が茶髪、ひげ、アクセサリーなど好きなスタイルでした。野球も自由にプレーしている感じで、のびのびと野球を楽しんでいたように感じました。
その頃の中心選手、西岡、今江、福浦、里崎、サブロー、渡辺俊介、小林宏之が今回も活躍しました。ボビーのもとでコーチをつとめていた西村徳文監督は、彼らに気持ちよくプレーする喜びを与えたのだと思います。それほどのびのびプレーしていました。
ソフトバンクとの決戦は、見どころの多いシリーズとなるでしょう。
「ウオーッ、ロッテッ」と応援するロッテファンがうらやましくてなりません。