岡本太郎は、日本の画家・前衛芸術家です。
今、NHKでは「Taroの塔」というドラマを放映しています。岡本太郎を演じるのは、怪優・松尾スズキ。母・かの子は寺島しのぶ、養女・敏子は常盤貴子が演じています。松尾スズキの熱演で、非常に面白いドラマになっています。
岡本は1970年の大阪万博で、太陽の塔を出品します。万博の総設計者の丹下健三は、岡本と対立します。
岡本のアトリエに様子を見に訪れた丹下の弟子は、岡本に尋ねます。
「真の芸術とは、芸術ですか。」
「いや。」
「真の芸術家とは、芸術家ですか。」
「ちがう。真の芸術家とは芸術家であってはならない。真の芸術家とは真の人間でなければならない。」
私は二人のやり取りに虚をつかれました。そして政治にも同じことが言えると思いました。
「真の政治家とは、政治家であってはならない。真の政治家とは、真の人間でなければならない。」
この言葉を座右の銘とし、真の政治家を目指します。