2011年5月27日金曜日

院内学級を参観しました

 5月27日、広島大学付属病院の院内学級を参観しました。
 
 6名の小学生の子どもたちが、国語の授業を受けていました。
 最初は、私や校長先生、教育委員会の課長などがいたせいか緊張して元気が無い様子でしたが、漢字の書き取りになると、「『ゆみや』って、どうかくん?」 「先生教えてーや。」とにぎやかになりました。

 二人の先生と一緒に、私も子どもたちと勉強しました。そして辞書を引っ張り出して、「調べてみましょう。」と、自分で調べるように促しました。何人かは左手に点滴のチューブを固定するため、添え木と包帯でぐるぐる巻きになっていました。ページをめくるのは難しそうでしたが、ちゃんとページを開いて、「ああこれか。」と納得していました。
 6名ともきれいな字を書いていたので、「字がきれいですね。」とほめると、先生たちが「よかったねえ。」と喜んでいました。子どもたちもまんざらではない様子でした。
 
 病気の治療中なので体力的には大変ですが、みんな楽しく勉強しており安心しました。

 気づいたことですが、四角いテーブルに6人が腰掛け、病室から持ってきたかばんを空いた椅子に置いていました。少し狭い印象で、先生も動きにくいように見受けました。

 課長さんには、そのことを話して机と椅子について、検討してもらうことになりました。

 院内学級に通う子どもたちが増えた時に、部屋も狭くなって困るだろうと思います。
 その時になって困らないよう、今からいろいろな準備をしてもらおうと思います。