6月24日は、広島大学医学部の野球部に入部した新入生の歓迎コンパに行って来ました。
例年は4名くらいの入部ですが、今年は9名が入部しました。部の先輩としては、うれしい限りです。
主将(5年)が司会を務め、OB会長、野球部長、野球部監督が挨拶や乾杯の発声をして、それから無礼講になります。
新入生は、挨拶を聞いている間、慣れない正座をしてかしこまっていました。しかし、無礼講になるとほっとして目の前の料理をぱくついています。受験勉強を終えて入学したての彼らは大変楽しそうです。私は9名新入生のところへ、話しに行きました。
一人一人に声を掛けます。聞くことは出身地、出身校、野球の経験があるか無いか。経験の無い子もいました。
このあたりの質問は答えに困ることが無いので、すらすら会話が進みます。
松坂「ポジションはどこやるんですか。」
新入生「ピッチャーがやりたいです。」
松坂「へえー。」
19歳から22歳くらいですが、最近の若者は屈託が無いというか、物怖じせずにしゃべるので、面白い会話になります。変に気を使っていません。
9人のうち、ノリの良いのは神奈川と奈良の子でした。土地柄でしょうか。あとの子たちも、みんな礼儀正しいきちんとした学生でした。
20も30も歳の離れた相手と会話をするのは、頭がリフレッシュされて、非常に良い気持ちになります。学生時代に友達とばか話をして、頭の中が爽やかな気持ちになっていたことを思い出します。何も気を使うことも無く、相手に気を使わせることも無い爽快感です。
日常の仕事の中ではなかなか味わえない、貴重な感覚です。