10月13日、広島カープは阪神タイガースを7対4でやぶり、2連勝でクライマックス・シリーズ・ファイナルステージに進むことになりました。
12日はカープの4番、キラの3ランホームランと先発前田健太の7回1失点の好投で、8対1と勝利をおさめていました。
13日は、先発のバリントンが初回1点を失い、阪神の先発メッセンジャーを打ちあぐねていただけに、苦戦が予想されました。
仕事を終えて帰宅しすぐテレビをつけると、4番のキラがいきなり頭の高さに来たボール球を、引っぱたきました。これがライト線の二塁打となって同点です。6番のエルドレットは、内角の直球を引っ張りました。これも三遊間をやぶって2対1と逆転です。
その後もカープ打線は打ち続けました。バリントンのあと横山、永川、ミコライオの投手リレーで7対4の快勝です。何もかもうまくいった二連戦でした。
今年のカープは、例年通り負けが先行するパターンでした。わたしもマツダスタジアムに足を運びましたが5連敗。シーズン終盤にようやく二つ勝ちました。
それだけに、この阪神戦の2連勝は各選手感慨もひとしおでしょう。
ほとんどの選手は、けがや成績不良で1年間通して出場してはいません。その選手たちが、この2試合、それぞれの持ち場で活躍しました。
力感あふれる投球、守備のファインプレー、無造作に決めるバント、バットスィングも思い切りの良いものでした。
思わずテレビの前で、拍手し声援を送っていました。
次は巨人です。
札幌、仙台、広島、福岡の4都市を比較して、札仙広福と呼ばれています。広島の財界人や保守政治家が好んで使っています。札仙広福の中で負けているという具合にです。
広島カープが北海道日本ハムファイターズや東北楽天イーグルスや福岡ソフトバンクホークスに負けていると、広島の財界人や政治家に言われているようなものです。
札仙広福ではなくて、目指す相手は東京読売巨人軍であり大阪阪神タイガースであり名古屋中日ドラゴンズなのです。
名古屋と大阪を倒したので、つぎは東京の番です。しっかり応援しましょう。