2015年2月27日金曜日

川崎市中一生徒殺傷事件

 川崎市で中一の生徒が、何者かに殺害されました。
 市内に複数の児童相談所があり、子どもの権利条例を制定した川崎市で、このような人権を踏みにじる事件が起こるとは、あまりに意外でした。

 生徒は1月から不登校だったそうです。担任が毎日のように家庭訪問したり、電話をかけたりしましたが、本人と接触できたのは1回だけでした。しかも、その数日後に殺害されたのです。

 なんとかならなかったのか、残念な思いでいっぱいです。

 広島市では同様の事件を未然に防ぐことが出来るのかを、2月25日の市議会予算特別委員会で教育委員会に質問しました。
 学校だけで対応するのではなく、児童相談所や警察等と連携して対応していきますとの答弁を得ました。

 学校、とくに担任だけが対応するのではなく、関係する機関が総力をあげて対応することが、事件を防ぐには何よりも必要です。

 また、学校もいち早く教育委員会や関係機関に相談する機動性を、常に持つように気を配る必要があると思います。

 かえすがえすも残念な事件と言わざるを得ません。彼の冥福を祈ります。
 


2015年2月20日金曜日

運転免許証の更新

 運転免許証の更新に行ってきました。
 軽く柱に擦るようなへまをよく起こしており、自分の運転はどんくさいと思っています。そのぶん安全運転を心掛けているおかげでしょうか。5年間有効のゴールド免許です。

 石内の免許センターに行くと手際よく誘導されて、視力検査のあと30分の講習を受け、新しい免許証をもらって帰りました。
 この間、1時間半もかかりませんでした。以前に比べると早くなったものです。

 講習で気が付いたのは、自転車走行中の事故です。
 歩行者を自転車の少年がはねて、被害者に重傷を負わせた結果、9000万円の損害賠償を支払えという判決が出たそうです。

 手軽な乗り物の自転車ですが、場合によっては車以上の凶器となると教えられました。

 車の運転と同様、自転車の運転も気を付けたいものです。

2015年1月25日日曜日

白鵬33回目の優勝

 平成27年・大相撲初場所、13日目の結びの取り組み。取り直しの末、全勝の白鵬が2敗の稀勢の里を下し、33回目の優勝をとげました。
 横綱大鵬の32回の優勝を上回る、史上最高の優勝回数です。
 

 今場所の白鵬は、稀勢の里との一戦をはじめ、土俵際でヒヤリとする場面が数回見られたものの終わってみれば常に勝利していました。
 持ち前の足腰の良さに加えて、劣勢になってもあわてず素早く態勢をたてなおすスピードに、他の力士はついていけません。

 ライバルと目される、横綱・日馬富士や鶴竜、大関・稀勢の里らが急速に強くならない限り、白鵬の牙城は揺るがないでしょう。

 平成18年夏場所に初優勝以来、10年間53場所中33回の優勝は、優勝勝率6割を超える大記録です。
 この間、休場は一回だけです。毎朝の稽古に一時間のしこ、てっぽう、準備運動を欠かさず、怪我のない軟らかい身体を作り上げています。
 この見事な継続性は、おおいに見習うところがあります。

 政策に継続性の欠ける広島市政にも、この継続性を見習ってもらいたいと思います。

2014年12月28日日曜日

羽生結弦選手3連覇

 フィギュアスケートの全日本選手権、羽生結弦選手が優勝し3連覇を果たしました。
 2週間前のグランプリファイナルでも2連覇を決めており国内に敵なしの状況です。

 最初の4回転サルコーでは転倒しましたが、つぎの4回転トーループを決めてからは無難に演技を終えました。

 彼の強さは逆境にあっても、力を存分に発揮することです。上海での大怪我から短期間で立ち直ったことは、驚嘆に値します。

 二位以下に大差をつけての優勝は、羽生時代の到来を間違いないものにしました。

 他のスポーツで無敵を誇るといえば、大相撲の横綱・白鵬と、体操の内村航平です。

 彼ら三人は、ミスをしたり黒星を喫したりすることもありますが、その場面から立ち直る強靭さが並のレベルではありません。

 誰よりも練習や稽古を積んでいる自信が、その実力を発揮させているのでしょう。立派なものです。

 当分はかれらの時代が続くでしょう。

2014年11月24日月曜日

高倉健さん

 映画俳優の高倉健さんが亡くなりました。83歳でした。
 健さんは東映の任侠映画でスターへと上り詰めました。

 わたしが何度も見た映画は、東宝の「八甲田山」です。

 日清戦争と日露戦争のあいだに行われた、雪中行軍の大実験である八甲田山踏破。
 弘前31連隊の踏破隊を率いたのが、健さん扮する徳島大尉です。一方の青森5連隊を率いたのは北大路欣也扮する神田大尉です。
 弘前隊が全員無事帰還したのに比べ、青森隊はほぼ全滅という悲劇が展開されました。

 弘前隊が難所にかかった時に案内人を務めたのが、秋吉久美子の演じる地元の少女でした。

 うさぎのように身軽に山を登って行く 少女を、重装備の弘前隊が追いかけます。
 ようやく目的地に達したあと、少女は弘前隊にあいさつをして去って行きます。
 弘前隊はだまってやりすごすのかと思いましたが、健さんは「案内人殿に、かしら右!」と号令をかけ、隊員一同敬礼をして少女を見送ります。

 この時の健さんの表情が、何とも言えず暖かく、秋吉久美子もさっぱりした笑顔でそれに応えていました。
 多くの兵士が凍死するすさまじい映画の中で、こころ温まる印象的な場面でした。

 名優・高倉健さんのご冥福を祈ります。

2014年9月28日日曜日

バリアフリー

9月27日は、友人の付き添いで神戸まで放射線科の学会に行ってきました。

 新幹線での往復で、駅の構内では駅員の方が乗車まで友人の車いすを押してくれました。      
 新幹線に乗る際は車掌さんがホームに出て、多目的室まで押してくれました。多目的室は二人がゆったりすごせる広さで、トイレも友人が一人で用を足せるだけの広さがあり不便は無かったそうです。

 新神戸駅からは車いすのまま乗り込める介護タクシーを利用しました。運転手さんが車いすに乗った友人を車内に乗り込ませてくれました。  

 10分ほどで学会会場です。そこからはわたしが車いすを押す役目です。
 友人が受付をすませ、講演会場に入りました。部屋の両サイドは通路として広く取っており、通路のすみに車いすを止めて受講しました。
 三つの講演あわせて3時間半ほどでした。X線やMRIの画像などが映され、わたしにもなじみのある講演でした。
 友人が聴講したい講演もすべて聴くことが出来、満足した様子でした。

 ただ、会場であるホテルのトイレは旧式でした。車いす用の多目的トイレは無く、通常の個室トイレを二部屋ほど車いす用に改造したものでした。便器の長軸方向と部屋の長軸方向が平行に設計されていたため、車いすから便器の上に移ることが出来ず、たいへん困ったと言っていました。
 しかも、狭い男性トイレの一番奥に設置されていたので、トイレが空くまで待っていなければなりませんでした。

 新幹線が広島駅に着き、新幹線口に介護タクシーが待っていたのでほっとしていると、友人が一言。

「介護タクシーの乗り場に屋根を付けてくれ。」

 その日は晴天でしたが、たしかに雨の日であれば友人もわたしも運転手さんも雨に打たれながら車いすを車内に乗り込ませたことでしょう。

 一般のタクシー乗り場には立派な屋根が付いていました。このようなことは、誰かが声を出さないとそのままなのだと思いました。

西高校の卒業式

 9月28日の日曜日は、広島県立西高等学校の前期卒業式でした。
 西高校は、広島県の西部にある通信制の高等学校です。

 通信制とは「自学自習」を基本として学ぶ学校です。学習は授業・レポート提出・試験からなり、所定の単位数を獲得すれば卒業資格を得ることができます。
 仕事の都合により午前のみ履修する、体調の関係で午後からのみ履修するなどの多様なニーズに応えたカリキュラムになっています。

 広島市立の中学校では、毎年数名の生徒が引きこもりの状況になります。その引きこもりから脱するために家族や教師と進学を考えますが、通信制の高校に進学する生徒が多数います。進学をきっかけに、ひきこもりから脱出するそうです。

 中学校のように毎朝8時半に出かけないといけないのではなく、通信制は自分のペースで時間割を組むことが出来るため、通学することへの苦痛がずいぶん軽くなっているのでしょう。

 28日は7名の卒業生のうち3名が出席していました。
 進学して工学系の仕事に就きたいと挨拶した若者、仕事をしながら通った若者、病気で少し時間はかかったが卒業できてとてもうれしいと語った若者。

 三人とも立派で晴れやかな表情でした。クラスメートや保護者のみなさん、先生方も喜んでおられました。

 ひとりひとり卒業までの年月は必ずしも平坦だったわけではないと思います。しかしそれを乗り越えての卒業です。わたしもこころからおめでとうと言葉をかけました。