2009年10月15日木曜日

論戦

今日の厚生委員会は各委員が活発に質問し、10時からおよそ6時間に及びました。私も予定通り40分の質問を行い、広島市立看護専門学校が四年制の大学 に移行しないのかと迫りました。三村健康福祉局長は、「市の看護教育について、どういうことがふさわしいのか課題や見通しを整理したい。検討は今までも やってきている。」と答えました。
 平成15年度の予算特別委員会、私は同じ質問をしました。当時の吉岡保険部長は、「議論を進めていこうと考えている。」と答えています。吉岡 氏は現在、看護専門学校の校長をつとめており、本日も6年前と同様の答弁を繰り返しました。検討をしていると言いながらも、6年間何も検討して来なかった わけです。
 ただ質問しただけでは、市の検討は始まりません。そこで、まずは健康福祉局のスタッフに課題を与え、1ヶ月後にその調査内容を聞くことにしま した。広島と同じ政令市で、四年制の看護大学を設立した札幌市と神戸市について、設立の経緯と建設運営費などを調べてもらうことになりました。
 医学は目まぐるしいスピードで日々進歩しており、医師も看護師も広い知識と高度な技術が求められています。広島市が四年制の看護大学を担うことにより、市の医療体制は格段に進歩することと思います。道は遠いですが、粘り強く取り組みます。