2009年10月21日水曜日

西太后

西太后(せいたいこう)は、中国を支配した清王朝の末期に、支配者として君臨した女性です。第9代皇帝咸豊帝(かんぽうてい)の妃で次期皇帝の同治帝 (どうちてい)を産み、母后として実権を握りました。西太后の夕食は豪華を極め、一回の費用は一千万円もかかったと言われています。
 当時清国は世界一の人口でしたが、GDPも世界一だったと思われます。西太后の死後清国は滅亡し、中国は他国の侵略や内戦により没落しました。二つの世界大戦後、中国に替わりナンバーワンとなったのはアメリカでした。
 近年アメリカの隆盛に陰りが見られ、替わって台頭してきたのが中国です。これを脅威と見たり、一大事と考えたりする日本人が多いのですが、私は その台頭を当然だと思っています。世界をリードしてきたトップランナーが、百年間ちょっと調子が悪かっただけではないでしょうか。スランプから脱出し、本 来の調子を取り戻したというところでしょう。清国の行く末を案じて死んでいった西太后も、胸をなでおろしていることと思います。