2009年11月28日土曜日

白鵬の優勝

 大相撲九州場所は、横綱白鵬が14戦全勝で12回目の優勝を決めました。これで昭和の名力士、横綱双葉山の通算優勝回数に並びました。しかし双葉山が優勝した昭和11年5月場所から、18年5月場所までは年2場所制でした。年6場所制の現在と比較すると、双葉山は36回優勝したことになります。


 それくらい双葉山は強い力士で、白鵬はまだその領域に達していません。双葉山は11年5月から13年5月まで5場所連続全勝優勝を果たしています。2年以上本場所で負けなかったとは、信じられません。


 その双葉山に立ちふさがっていたのは、横綱玉錦です。玉錦は優勝9回、昭和7年5月から11年1月まで双葉山に六連勝しています。11年の5月場所、横綱玉錦と関脇双葉山が9日目全勝同士で対戦しました。双葉山が低く当たってそのまま押し込み、玉錦が残そうとするのも構わず寄り倒しました。


 この一戦は、覇者交代の一番と言われ、以後玉錦は双葉山に勝つことなく、双葉山は不滅の金字塔69連勝に邁進するのです。


 イメージとして若い頃けんか玉とか、ボロ錦と呼ばれ喧嘩早く、粗暴であった玉錦は朝青龍にイメージが近く、おっとりして相撲の型も右四つの白鵬は双葉山に近いといえますが、双葉山ほど無敵ではありません。もっと力強さを求めたいと思います。


 朝青竜もまだ29歳です。玉錦が横綱になったのは31歳、昇進以降年2場所制のもとで4回の優勝を果たしています。玉錦にならってもっと精進してもらいたいものです。