2009年12月27日日曜日

時間

 朝日新聞の26日付けのコラムに「時間」について書いてありました。幕末から明治の初めに欧米からやって来た「お雇い外国人」を悩ませたのは、時間にかまわぬ日本人の習慣だったそうです。「呆れるくらいの悠長さだ」とあるオランダ人は語っています。
 
 そんな日本人でしたが、今では時間に対してとても几帳面になりました。これは、時計の普及と鉄道の発達がそうさせたそうです。幕末の日本人は時計など持っていませんので、待ち合わせに遅れることも、またそれを悠長に構えるのも当然だったと言えましょう。
 
 ところで私には時計を持っていない友人がいます。いつも10時に待ち合わせるのですが、彼は待ち合わせの時刻から、きっかり5分遅れてやって来ます。おそらく彼の体内時計は、明石天文台で刻む日本標準時からきっかり5分遅れて時間を刻んでいるのでしょう。
 
 朝日のコラムを読んで、私には彼が大変几帳面な人物に思えてきました。それで待ち合わせ時刻を10時5分に変えましたが、きっかり10時5分に来るかどうかは微妙なところです。
 しかし、何時何分に来たとしても気にならない悠長さをもてるようになったと思います。