2010年3月4日木曜日

自殺対策とがん検診

 今日3月4日は予算特別委員会の厚生関係の質疑です。私は、二番目に質問に立ちます。
 質問は
1)自殺対策について
2)がん検診について 
の2項目です。

 国内では12年連続で自殺者3万人を超えています。これは政府が有効な自殺対策を採ってこなかったことが原因です。広島市は22年度に2130万2000円を計上し、より充実した事業を予定しています。
 私は
①行政や民間の相談機関のネットワークの構築とそれを統括する機関について。
②自殺未遂者へのケアについて。
③自殺者遺族のケアについて。
広島市の考えを質問します。

 また2000年に男女合計295,484人が死亡しているがんについて質問します。
①がん検診の低い受診率の原因は。
②受診率向上の対策は。
などです。

 いずれも行政の力量が問われる事業と言えましょう。長らく自殺死亡率(10万人あたりの自殺者数)で全国1位だった秋田県は、努力が実り死亡率が6.3下がりました。
 医療が進歩しても、がんの死亡者数は変わりません。意識啓発が重要で、いかに検診会場に足を運んでもらうかが鍵となるのです。