2011年10月8日土曜日

楽しいフットサル

 前回のブログでは、緊迫感の無い委員会の様子をお伝えしました。
 その日は20時から元宇品でフットサルをしました。

 顔見知りのメンバーもいますが、久しぶりの参加だったので大半は初対面です。何となく不安もあります。
 とりあえず5人で1チームを組みました。若手の男性3人と女性1人のグループに私が加わって、5人のチームです。ほとんど初対面なので、会話も無くよそよそしい感じでした。

 ところがどうでしょう。ゲームが始まると先ほどまでのよそよそしさは、吹き飛んでしまいます。
 若手3人が走りまくるので、私も負けずに走りました。やや下がり気味にポジションをとるので、攻撃と守備を行ったり来たり繰り返します。1試合の7分間過ぎたところで、すっかり打ち解けました。昼間の委員会でのもやもやは、どこかへ行ってしまいました。

 若手の活躍で優勢のため、チャンスと見れば攻撃に参加します。左側から混戦の中、右から来たこぼれ球を押し込みました。ボールがころころと緩く転がります。相手チームの選手はは戻れないので、「やった、ゴールだ!」と確信しました。

 ところがボールがゴールラインを越えようとしたところで、何と味方がとどめとばかりに蹴りこんでしまいました。
 「せっかくのゴールじゃったのに。」と言うと、「へへへっ、ナイスアシストですね。」と屈託無く笑っていました。若者は無邪気です。

 対戦したチームの人もあまり愛想は無いですが、帰るときにすれ違うと、「お疲れ様でした」と大きな声で挨拶してくれます。こういう瞬間も嬉しいです。

 走り続けることができるかぎり、フットサルを続けます。
 映画「七人の侍」の主人公、勘兵衛のこんな台詞があります。

「いくさでは、とにかく走れ。走れなくなったら終わりだ。」

 まったくその通りで、フットサルは走れなくなったら終わりだと思います。