2009年12月11日金曜日

健康管理を競う

 12月議会もいよいよ11日から3日間一般質問が行われます。私の質問する日は、15日(火)午前10時に決まりました。
 
 先日6つの質問項目をご紹介しましたが、事前の打ち合わせに時間を掛けているのは、「職員、教員の健康管理」です。広島市では5つの部局ごとに任免権者が違います。つまり健康管理の方法も5通りあり、5名がそれぞれに答弁します。
 
 市長部局は常勤産業医が配置されているものの、復職職員への面接はありません。水道局は基町庁舎の職員は手厚く処遇されているのですが、高陽浄水場は職場巡視も面接もありません。消防局は、産業医が職場巡視するものの面接はありません。病院は巡視、面接とも産業医が行っています。しかし、ひと月の間に全く休みが取れない職員に対しては、産業医はノータッチです。
 
 教育委員会はそもそも産業医がいません。そのため休職者が職場復帰しても、学校現場での配慮が全くなされず、巡視も面接もされていません。そのため40歳代の教員の死亡退職は毎年数例見られますし、2度、3度、4度・・・と、長期休職に追い込まれてしまうのです。
 
 消防局の職員課長に、「職場巡視に行くなら、その職場にいる復帰職員の面接をしなさい。」と強く言うと、職員課長はすぐに産業医と面談し、巡視と面接と併せて行うことになりました。 面接をしない市長部局よりは、消防局が充実したことになります。
 
 どの部局にも言えることですが、健康に対する重要性をもっと認識してもらいたいものです。
 健康管理について5つの部局で競うのが悪いとは言いませんが、市全体を統一した方法で健康管理を行うべきではないかと思います。