2009年12月20日日曜日

議会の最終日

 12月議会は18日をもって終わりました。最終日は市長の提案と、議員提案による意見書を採択するかどうか議員が判断します。
 
 まずは、提案者の市長や議員が提案理由を説明します。質問がある議員は市長や議員に対して行います。提案に反対の議員は、反対討論を行い反対理由を述べます。一方賛成の議員は賛成理由を述べます。それから採決をとり、出席議員の過半数をもって可決とします。採決は原則として起立で行います。誰が賛成で誰が反対かが一目で分かります。 
 しかし、反対討論をせずに反対されると、どんな理由があって反対したのかが分かりません。
 
 来年のNPT(核拡散防止条約)再検討会議での「ヒロシマ・ナガサキ議定書」採択に向けた意見書案について、自民党・新政クラブと政和クラブ(自民党系)が反対しました。核兵器廃絶を目指す手順を示した議定書の趣旨に反対するということになるのですが、反対討論はありませんでした。つまり反対した理由は不明のままなのです。
 
 どうも議会が言論の府という意味を理解していないようです。他の議案でも、4人会派のうち3人は賛成しましたが、1人だけ反対しました。この議員も反対の理由を述べなかったため、何を考えているのかさっぱりわかりませんでした。
 
 近年になって、ちゃんと討論をして反対や賛成の理由を議事録に残そうという議員が増えてきました。一方で、討論せずに理由無く反対してきた議員や、討論の大切さも分からずバッジを着けた議員が存在し続けているのも事実です。