2009年12月18日金曜日

どうでもよい事

 今日は、所属する厚生委員会が10時から開会されました。まず健康福祉局、ついで子ども未来局から12月議会に提案された議案について提案理由の説明がありました。次は議案に対する質疑です。
 
 私は真っ先に、市の施設である老人いこいの家など、指定管理者がこのたびの選定で変更になった理由を質問しました。これに対し健康福祉局は、「今の管理者よりも新しい応募者のほうが良い提案をしてきたからだ。」と答えました。確かに、市の外郭団体が役所と同じ意識で漫然と管理するよりは、新しい風が通ったほうが良いとも言えます。
 
 しかし、「今の管理者を指導してきたのは健康福祉局ではないか。良い指導をしていれば市民サービスも向上してきたはず。新しい応募者におめおめ敗れることは無かったのではないか。」との問いには、「これからは十分注意して指導していく。」とそっけなく答えました。
 
 施設の指定管理者がどうなろうと知ったこっちゃ無いという意識が丸見えで、指導したり監視したりという手間のかかることはやっていません。市民がどれだけのサービスが受けられるかは、選定された団体や業者の自己努力にかかっています。
 つまり、役所にとっては団体が何をしようが、市民がどんなサービスを受けようがどうでもよい事なのでしょう。