2010年1月20日水曜日

新春のあいさつ

 15日の「松坂ちこう 新春のつどい」でのあいさつについて、ここで紹介します。年頭の決意を表明させていただきました


 昨年、広島市にとっての大きな出来事は新球場の建設です。新球場は大変な人気を博して、カープ60年の歴史の中で最高の観客動員を記録しました。その秘密は色々な場所にあります。
 高齢者に配慮した傾斜の緩い座席や階段、そしてスロープ。若者には、臨場感のある傾斜のきつい内野二階席や、パフォーマンスシート。これらは多くの市民の方々からのアイデアを取り入れて完成しました。そのため、市民にとっても深い愛着が生まれているのではないでしょうか。
 
 今年、特に力を入れて取り組む課題は、子ども施策の前進です。児童相談所の一時保護所では、毎日午前中1時間の勉強時間しかありません。一般の小中学校と同様の授業機会が与えられるべきです。数ヶ月間の入所とはいえ、虐待を受けた子どもたちに勉強する習慣をつけてもらうことが大切です。
 それまで必ずしも幸せでなかった人生だったことと思います。しかし、しっかりと学んで社会で生活してもらいたい。皆さんの税金を使わせてもらって、そのお手伝いをしたい。
 それが私の役割だと感じています。