2010年1月20日水曜日

大震災

 カリブ海に浮ぶハイチで起きた大地震は、1月12日の午後4時53分に発生しました。いまだに被害の全貌は不明で死者も5万人、あるいは10万人に上るといわれています。災害に遭われた方々へのお見舞いと一日も早く救援の手が届くことを祈ります。

 国内では、1月17日阪神・淡路大震災からちょうど15年目を迎えました。神戸市では発生した午前5時46分に、6434人にも上った亡くなられた方々への黙祷が捧げられました。
 当時私は広島県内の総合病院に勤めていました。病院内の宿舎にいたのですが、木造の2階建ての2階で寝ていました。ガガガガガッと短いストロークで揺れ、驚いて跳ね起きたことを昨日のように覚えています。震源は近くかと思ったら、神戸だったことにまた驚きました。

 ハイチの地震は1923年(大正12年)の関東大震災を思い出させます。粉々に倒壊した建物を写真やフィルムで見ましたが何といっても被害が甚大です。東京では、倒壊後の火災が被害を大きくしました。

 広島でも芸予地震が起きました。当時の反省点を忘れず不意の災害に備えていかなければなりません。