2010年6月3日木曜日

鳩山総理と小沢幹事長の辞任

 鳩山総理と小沢幹事長が辞任しました。突然のことにびっくりしました。普天間基地移転問題でつまずいたことが、総理辞任の一因であったと報道されています。

 テレビの報道によると、小沢さんが鳩山さんに対してこう言ったそうです。
「支持率も下がる一方だから、総理を辞任してもらえないか。」
 その時鳩山さんは、「わかりました。私は辞任しますから、小沢さんあなたも辞めて下さい。」と逆に幹事長の辞任を求めたそうです。

 このテレビを見ていた、ある家族の会話です。
 母「これは、返り討ちだわね。」
 父「返り討ちとは、父親を殺された息子があだ討ちに行ったときに、仇に切り殺されることじゃろう。総理が辞める話とは違うじゃろう。」
 どうやら母親は相討ちと間違えたようです。

 その時、息子が
 「かあさんの言う『返り討ち』はおかしいよ。言い換えれば『泣きっ面に蜂』ちがうか。」

 泣きっ面に蜂とは、財布を落としたあとに肥溜めに落ちるような、悪いことは重なるという話です。総理の辞任とは遠くかけ離れてしまいました。

 一家の国語力と民主党の現状、どちらが悲惨なのか。父親は真剣に悩んだということです。