2010年10月25日月曜日

内村航平選手

 オランダのロッテルダムで開かれている世界体操選手権で、日本の内村航平選手が個人総合で優勝しました。昨年に続いての2連覇です。日本選手では初の快挙です。
 内村選手は2008年北京オリンピックの個人総合で銀メダルを獲得し、世界の体操界にさっそうとデビューしました。この時19歳でした。ひょうひょうとした演技を見て、私はファンになりました。

 内村選手の両親は体操選手で、3歳の時に自宅の体操クラブで体操を始めました。他の生徒に混じって、内村選手も体操を教えてもらっていました。クラブは終わっても、自宅がジムなのでトランポリンで宙返りをして遊んでいたそうです。

 今季は左肩を痛め、出場が危ぶまれていました。しかし、ロッテルダムの大会に出場し、左肩にテーピングをして出場していました。痛くないはずは無いのでしょうが、いつものようにひょうひょうと演技をして2位の選手を大きくリードしての金メダルです。大きな拍手を送りたいと思います。

 内村選手は21歳です。10年後の2020年はまだ31歳。
 広島オリンピックを実現させ、円熟の技を広島で見せてもらいたいものです。