2011年5月17日火曜日

市議会開会

 5月16日より3日間の日程で、広島市議会が開会されました。改選後、最初の議会のため、正副議長などの人事が決定します。

 17日の議会では、その正副議長選挙が行われました。秋葉忠利前市長に反対の態度を取っていた自民党の二つの会派が合同し、保守クラブ(21人)を作りました。そして親秋葉の態度を取っていた爽志会(3人)が保守クラブに近づき、公明党(8人)、みんなの党(1人)が加わって多数派を形成しました。

 その結果、議長に木島氏、副議長に金子氏が選出されました。しかし、多数派を合計すると33名になるところですが、両氏の得票はともに32票でした。
 なぜか、保守クラブの木山氏がどちらの選挙でも1票獲得していました。誰が木山氏に投票したのかは分かりません。面白い結果でした。

 また、議長も副議長も1年ごとに交代して、保守クラブの内部で回すという話もあります。
 しかし、政令市の議長ともなると海外への訪問などもあり、強靭な体力と相当な見識が問われます。決して誰でも良いと言うわけにはいきません。

 議長の就任期間がたったの1年間では、議会の改革などできません。議会の会議室には歴代議長の肖像写真が飾られていますが、それが4年間で4枚増えるだけのことになりそうです。

 これから4年間、同じ状況が続くとは思いません。私は現在の多数派には組せず、自分の道をまっすぐ進んで行きたいと思います。