2012年1月8日日曜日

警察とは

昨年12月31日の夜、日本中を震撼させた大事件の容疑者、オウム真理教信者の平田信容疑者(46)が警視庁に逮捕されました。17年間の長きに及ぶ逃亡生活でした。
 
 31日、平田容疑者は新大阪駅から新幹線で上京し、品川駅で下車しました。自首するため、情報提供を呼びかける警察のフリーダイヤルに電話するも、話中でした。
 さればと、大崎署へ向うも玄関の入り方が不明で、110番に電話したところ「警視庁へ行け」と言われ、警視庁に向いました。
 警視庁の玄関には、機動隊の隊員が警備のため立っていましたが、「丸の内署へ行け」と指示しました。丸の内署で応対した女性警察官は「うそだ」と本気にしなかったそうです。その後結局署内に案内され、逮捕となりました。

 私は17年間、駅、交番、役所その他の公共施設で、この平田信の顔をいやと言うほど見てきました。「私はオウムの平田信だ」と話しかけてくれば、私は迷わず警察まで連れて行ったでしょう。

 それが、本人が出頭してもたらいまわしにして身柄を拘束しない。警察とは、何をする機関なのでしょうか。

 私も平田容疑者と同じような目にあったことがあります。
 
 私の知人が、ある店で傷害を受けました。知人は、この店に損害賠償の請求をしようと立ち上がりました。
 弁護士から「警察に被害届けを出したら良い。ただし門前払いされるので、誰かと一緒に行けば良いだろう。」と助言された知人は、同行してくれる相手を探しました。そこで、なぜか私が同行することになったのです。
 (続きます)