2010年1月23日土曜日

大相撲初場所



朝青龍



白鵬




 大相撲初場所は、終盤戦を迎えました。12日目まで1敗で並んでいた白鵬と朝青龍の両横綱のうち、安定していると思われていた白鵬が日馬富士に突き落としで敗れ、昨日13日目は魁皇に取ったりで敗れました。昨年6場所90日間でわずかに4回しか負けなかった白鵬が、よもやの3敗を喫してしまいました。
 これで朝青龍の25回目の優勝が近づいてきました。今場所、特に終盤に入っての朝青龍の集中力は素晴らしいと思います。昨日も琴欧州と前廻しの取り合いの中から、とっさに両手で琴欧州の左手首をつかんでかいなひねりで倒しました。
  
 昨年の様子では、覇者交代かと思っていましたが、まだ両横綱鼎立の時代が続くでしょう。双葉山、大鵬、千代の富士はいずれも大横綱でした。しかし彼らの全盛期にライバルとなる力士がいなかったことは残念でした。
 白鵬と朝青龍は、まだ20歳代です。5,6年はライバルとして切磋琢磨してもらいたいものです。

 
 ちなみに、写真は私が撮りました。国技館の2階席で観戦した時のものです。