2010年2月8日月曜日

議会の改革

 3月に開催される予算特別委員会の日程は、3月2~25日まで開催されます。先日の記事に詳しく書いてますので、ご覧ください。
 会議はこのうち13日間開かれ、秋葉市長はすべての会議に出席します。朝は10時から、夜は17時ないし19時。あるいはもっと長い時間出席し、答弁に立ちます。これは広島市議会の慣習ですが、全日程に市長が出席する政令市は他にありません。ほとんどの政令市では、1日から3日くらいの出席にとどまってます。

 市長は以前から、藤田議長に出席日数を減らすように申し入れていました。この度、議長はそれに応じて議長の諮問機関である議会改革委員会(改革委)に判断をゆだねました。改革委の答申は、「市長の出席日数を4日とする」というものでした。
 これを1月25日の議会運営委員会にはかったのですが、答申に賛成したのは、8会派のうち私と議長会派の沖宗議員の2会派でした。
 自民・新政、政和、公明の委員は、改革委に自分たちの代表を出していないので答申は認められないと発言しました。実際は出席しているのですが、会派を代表せず個人で出席してるという言い分でした。
 
 ところが、各派幹事長会議の議事録ではそのようにはなっていません。議事録での3つの会派の意見は、「自分たちで代表を出せないので議長が指名してほしい」と述べています。
 議長はそれを受け、委員を指名したのです。今になって個人で出席したと言い始めるとは、開いた口が塞がりません。彼らの理論は理解に苦しむどころか、私の理解を遥かに超えたものです。
 
 正式な幹事長会議での発言や取り決めが、後になって一方的にくつがえされる。
 
 これがいかに理不尽なことなのか、3つの会派はわかっていないようです。
 民主主義という言葉を理解していない、と断定せざるを得ません。